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2023年10月20日金曜日

New work




かねてから制作していた新作が完成した。以前紙に描いた素描を画用紙に転載したもの。
鉛筆で重ねてしっかり塗りつぶしてある。今回は立体を断念した。単純に制作時間が取れなかったことが原因なのだが、だらと言って手は抜いてはいない。これまで描いてきた素描を活かして作品に仕上げたくなったのである。何処まで出来るかは未知数だが頑張ってやって行きたい。











昨日降ったまとまった雨が上がると初冬のような冷たい空気が巷を支配し始めたようだ。
一雨ごとに冬が近づくのは自然の成り行きだが、寒さを増してくる晩秋への移行はやはり寂しいものだよね。冬になったらなったである程度覚悟もできるし冬には冬の楽しみも見つけられるものなのだが、何故か秋から冬に向かうこの季節が一番悩ましい。






出会ったのはもう40年にもなるブライアンフェリーの詩集。ブライアン自身が編纂に当たった彼の仕事の集大成とも呼べるメモリアル作品だ。老境を迎え今尚現役にこだわる姿勢には本当に頭が下がる思いだが、早晩引退の日は必ずやってくる。もはやかつての色艶は望むべくもないことは重々解ってはいても、最近の衰えには寂しさを感じさせずにはいられないのだが、こうやってブライアン自身で過去の振り返りをなされるお歳になったことには1ファンとして少なからずの感慨を受けざるを得ない。同世代を生きたアーティスト達の引退や訃報がありふれた日常になりつつある昨今では未だ現役で頑張っているフェリーのお姿を見聞きするだけでも幸せなのかも知れないのだけれど。


 

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雨の日

本当に細かい作業の連続で満足に進行しないまま掲載していることに恐縮しきりなのだが、もうライフワークになりつつあるので途中経過と言うことで載せておくことにする。この作品はこれまでの絵の中でかなり重要なキャリアになりそうなので慎重の中にも慎重を期して取り組んで行くつもりである。絶対に...